森のがっこう
2025’10月の森のがっこう通信②
2025.10.31
施設紹介
この居場所は、最低限の設備しかありません。
子どもたちが薪を拾い、マッチで火を起こし、工夫をしながらみんなで力を合わせて調理をして、お腹を満たすことが必要です。
いつも空腹を感じている子どもも、そうでない子どもも、一緒に食卓を囲むことでスティグマのつかない食支援を可能にしました。
自然の中で安全に楽しく群れ、遊ぶためには、仲間との折り合いのつけ方や協調性、コミュニケーション力が必要です。
ネット中心になってしまっている子どもたちも、起伏のある森を移動するだけで適度な運動になり、生活リズムが整ってきます。
・環境教育・
四季によって出現する植物は様々です。自然の中は変化し続けるので、飽きることがありません。
スタッフはさりげなく自然の循環について話をします。すぐそこにある植物を並べて観察すると多様な植物が見つかります。
また探究学習では、正解のない問いに対して子どもたちの主体的な意見や多様な視点を持つことを大切にしながら活動しています。
・芸術活動・
染め物体験 / 家庭科・手芸 / 音楽活動 / さおり織り体験
・自然体験・
川遊び / 釣り / 時々水泳
5月。子どもたちは夏を待ちきれずに川へ飛び込みます。
はじめは怖くて川原で立ちすくんでいた子どもも夏が終わる頃には岩場から思いっきり飛び込めるほど、たくましく成長します。
川は子どもたちにとって、怖さや楽しさ、そしてチャレンジする気持ちを教えてくれる大切な仲間です。
お散歩 / 生き物観察
日本の四季を感じるにはお散歩が最適です。特に雨上がりは、植物のキラキラや小さな生き物たちにも出会うことができ、
飽きることがありません。
明るく、進学のことを考えるようになり、自分のやりたいことが明確になったようでした。自然体験を繰り返す中で、寄り添ってくださるスタッフとの信頼関係もあるので自分らしさを取り戻したようでした。
参加しはじめて、スタッフの方々との関わり、自分のやりたいことを発見したり、楽しみをみつけることなどが以前より多くなったと思います。親身になってくださるスタッフの方々に出逢ったことがとても大きく、参加させていただきとても良かったと感謝しております。
思いっきり自然の中で遊べる森のがっこうが子どもは大好きです。
学習体験、芸術体験も楽しみにしています。
学校とは違った学び方が出来るので森に行くと活性化されています。
2〜3名
※プレイワーカー、自然体験インストラクター、作業療法士、保育士などの
子どもの専門家が見守りスタッフ。相談支援はソーシャルワーカーが入ります。
※開催日、参加費、その他申し込みに関することなどについては、お問い合わせください。
この施設はパブリックリソース財団、Learning for Allの支援を受けております。
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